上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書く事で広告が消せます。 |
こんにちは、FM放送局唯一のパーソナリティ
ファシリティマネジャーの藤原雅仁です。 今日はなんだか特別に寒く感じます、風邪の予感でしょうか? 気合で嫌な予感を吹き飛ばしちゃいましょう!! さて、先月最終日のJFMA調査研究部会公開セミナー「運営維持手法研究部会」の巻 参加してきました。我等が環境部会ほぼ同様の出席者数とお見受けいたしました どのような発表を拝聴したのかと申しますと・・・以下、当日レジメから 当部会では、『全ての施設利用者の視点に立ったファシリティの運営維持業務とその業務の定量的評価手法』に関する取組みを行っています。 ファシリティマネジャーがファシリティを良好に保つための目安となる品質(仕様や性能)のトランスレーション的な役割となる【『運営維持業務』評価の手引き】を提案しました。ファシリティマネジャーの方々に日々の業務の中で活用していただければ幸いです。 と、まずは”はじめに”の部分 ファシリティーに関わる様々なプレイヤーにはそれぞれの立場、ポジションがあります ファシリティーを運営・維持・管理していくファシリティマネジャーにとっては それらの多様性を理解したうえで日々の業務を遂行する必要があります。 そのためにはオーナー・ユーザー・パートナー等の総合的な視点になることが大切である そこで、調査票や評価表を活用しそれぞれの立場に立って課題をあぶり出し 改善策を見出し最適化を目指す どれかひとつに偏ることなく、Win-WinのPDCAサイクルをまわすということ。 まあ、基本的な私の理解はこんなとこでよろしいのではと思います 調査票や評価表の活用とはそんなことですよね 今までの業務の中での扱いは 私の経験ではオフィスのリニューアル前の現状調査として例えば 執務環境・デスク環境・ミーティングスペース環境・共用スペース環境・情報環境など また、他部署とのつながり外部とのつながりについてのアンケート調査 そこからあぶり出された問題点を新レイアウトによって改善することによって ユーザーであるワーカーが働きやすく生産性を上げられるオフィスを創る そこには当然、経営側の視点(特に予算面)も関与し・・・ (パートナー側の視点も忘れずに ![]() そんな感じで活用してきました。 今回のセミナーで気づかせられたのは 「話しのきっかけ」としての活用 それぞれのギャップをうめるためのツールとしての位置づけ これは、使えますよね いただいたレジメには調査票や評価表のサンプルがついています 現在、実証実験中の事例もあるとのことで今後 JFMAフォーラム等の機会で発表されるとのことでした。 せっかくのツールも使われなければ宝の持ち腐れで 経営層の積極的な関わりが重要で省エネ施策と一緒だと思い ご挨拶代りにそこのところを質問させていただきました 閉会後、部会長とも名刺交換させていただいたので そのうちオブザーバー参加させていただこうと思いました。 ![]() スポンサーサイト
|
こんにちは、FM放送局唯一のパーソナリティ
ファシリティマネジャーの藤原雅仁です。 今回のフォーラムセミナーにて、出席させていただいたうちで 印象的だったものをひとつご紹介。 第6回ファシリティマネジメント大賞(JFMA賞)で優秀FM賞を受賞された中から 「新本社ビルを活用したアルプス電気のファシリティマネジメント」 実際、陣頭指揮を取られた方のご講演を拝聴いたしました。 まずはじめに印象に残ったひとこと お話の中にはその考えが一本ぶれずに通っていました FM:ファシリティとは建物や施設とその周りの環境 それをマネジメントする ファシリティを使用(=利用)するのは人 だから人を中心に考えてファシリティをマネジメントしてゆく するとおのずとプロジェクトもうまくまわる 問題も解決へと導かれる その糸口はどこにあるのか? それは 「三現主義」 現場・現物・現実 この三現とのことだ。 たとえば、最新機器も信用しない、BEMSのデータも実際に現場を見て 現物を確認し、現実的な手を打つ・・・理にかなっている FMはホスピタリティだ、そう私は確信した。 ファシリティサービス部の創設・フロア長の選任・省エネ委員会の開催などなど とても参考になるお話がうかがえた。 進化するオフィスを目指し、社員で「オフィスをよくする100のアイデア」を創出 実際は200近くも出てきたそうだ こうも社員の協力がえられるのも、今まで地道に人を主役にした活動を行ってきたから つまり、信用を勝ち得たからにほかならない。 ![]() |
こんにちは、FM放送局唯一のパーソナリティ
ファシリティマネジャーの藤原雅仁です。 今回の放送は「たばこ」について 「卒煙」喫煙を卒業することですよね、「禁煙」より最近ではよく耳にします。 私は一年半前に無事「卒煙」しました 「入煙」してからかれこれ四半世紀以上かかりやっと卒業できました。 まさか自分が卒業できるなんて夢にも思っておりませんでしたが つらい卒業試験に合格し晴れの日を迎えました。 さすがに今では再入煙しようとは思いません。 公共の場、職場でのたばこ規制強化が叫ばれる昨今 Fmerとしては管理するファシリティ内の喫煙対策は欠かせません。 健康増進法第25条において、「学校、体育館、病院、劇場、観覧場、集会場、展示場、百貨店、事務所、官公庁施設、飲食店その他多数の者が利用する施設を管理する者は、これらを利用する者について、受動喫煙を防止するために必要な措置を講ずるよう努めなければならない」こととされているのである。 この健康増進法や労働安全衛生法など労働関連法規について Fmerとしてはしっかり押えておきたいところであり、資格試験の過去問にもたびたび出題されているところでもあります。 オフィス内では喫煙室を設けることが当然のようになっており、喫煙室用の家具も結構充実しております。 喫煙室を設けない場合はオフィス内全面禁煙、あるいは、建物施設内全面禁煙。 最近多いですね、入口にあるスモーキングスタンドに群がっている光景。 たばこが無いと仕事がはかどらない、たばこは気分転換、必要悪。 在煙中の方々の意見はいろいろございます。 しかし、卒煙者の現在は「そんなことない」です! たばこを都合の良い言い訳にしているだけなんじゃない? たばこ無くてもはかどる時ははかどるし、気分は換えられます。四半世紀以上紫煙を吐き続けていたんだから、あんまり偉そうなこと言えませんが、卒煙しておいて良かったと心から思える今日この頃です。 ![]() |
こんばんは、FM放送局唯一のパーソナリティ
ファシリティマネジャーの藤原雅仁です。 前回の放送で 「JFMAからの提案・提言」 どんどんしてください、大歓迎です。現状のままでは寂しすぎます、宜しくおねがいしますよ! なんてわきまえもなく言ってしまってましたが、今日配信されてきたJFMAメールマガジンに 【お知らせ】建築の質の向上等に関する調査報告書及び提案書について★━━━━━━━━ > >「建築の質の向上等に関する検討委員会」がまとめた調査報告書と提案書を公開いたしました。 http://www.jfma.or.jp/news/JFMA_100409.html > > 当協会は、質の高い建築の実現方策を検討することを目的に、質の高い建築物が有すべき性能、建築の基本理念、関係者の責務等について広く民間から提案を募った「平成21年度の国土交通省の補助事業調査」の事業主体として採択されたことに伴い、協会内に沖塩荘一郎東京理科大学名誉教授を委員長とする「建築の質の向上等に関する検討委員会」を設置し検討を進めてまいりましたが、このたび調査報告書と提案書がまとまり、JFMAホームページに公開いたしましたのでご覧ください。 > また、調査検討にあたって実施しました「建築の質の向上等に関するアンケート調査」にご協力をいただきましたFM教育関係者及び会員の皆様には衷心より御礼申しあげます。 > (社)日本ファシリティマネジメント推進協会 とありました。 まさにタイムリー(前回放送時に予知していたかのよう)? •平成21年度建築基準整備促進補助金事業報告書 (PDF 680KB) •FMの観点からみた建築の質の向上等に関する提案書 (PDF 284KB) この2点が公開されております。FMについての基本基礎的なところから簡潔に書かれているので、FMって何?メリットは?なんて方から、資格取得を目指して頑張っている方は特にご覧になってください。 ![]() |
こんにちは、FM放送局唯一のパーソナリティ
ファシリティマネジャーの藤原雅仁です。 今日は冷たい雨ですね、昨日はあんなに暖かく春っていいなーなんて思ったのも束の間。 先月末から気温不順でしたよね、お陰で数年ぶりに風邪をこじらせお医者にかかったりしました。 鼻水とだるさで仕事も手に付かず状態で… 復活! ということで、復活第一弾の放送は軽めに… JFMAのWebサイトをよくみてみると、JFMA 機関誌 「Current(カレント)」 のバックナンバーが公開されているのですね。以前は会員しか閲覧できないようになっていたような気がしてました。 結構内容は充実してます、FM業務の参考にもなるし、FM資格試験の参考にもなると思います。特に論述のネタにはもってこいだと思います。 あと、今まで気づかなかったのですが「JFMAからの提案・提言」というバナーがありました。 社団法人 日本ファシリティマネジメント推進協会(JFMA)は、わが国におけるFMの普及定着を図り、ファシリティマネジャーの育成を推進する機関です。 とうたわれているだけに FMの普及定着 のために 「JFMAからの提案・提言」 どんどんしてください、大歓迎です。現状のままでは寂しすぎます、宜しくおねがいしますよ! ![]() |
こんにちは、FM放送局唯一のパーソナリティ
ファシリティマネジャーの藤原雅仁です。 今日の放送は「JFMA FORUM 2010」において私が参加した講演について、昨日が初日で今日が二日目で最終日、私が足を運んだのは初日のみ。参加した講演は4コマのみ。 あともうひとつ基調講演に参加したかったのですが、いっぱいで諦めてしまいました。 まずはじめに参加したのが我等が環境部会の発表講演、「FM領域における省エネルギー・CO2排出量削減対策」(ちなみに1コマ共通50分です) ・地球温暖化ガス削減目標と現状 日本の目標値と排出量(速報値)・各部門別・ガス種類別 等 ・国、自治体の取り組み 温室効果ガス排出規制・改正省エネ法・排出量取引・東京都環境確保条例 等 ・企業の取り組み 省エネルギー取り組み事例 ・経営と地球環境問題 FM目標管理と省エネルギー・オフィスビルのLCC 等 ・省エネルギー技術 可視化・計測技術 等 以上、全55シートにも及び時間枠に収まりきれない大作でした。 その後、コンピュータ活用研究部会の発表講演に参加 次は特別講演-3の農林水産省大臣官房政策課企画官の木村俊昭氏による「地域活性化とファシリティマネジメント」という講演に参加しました。 木村氏はNHKの番組にも出演なさっており、人呼んで”スーパー公務員”とのことです。残念ながらその番組も拝見していなかったし、帰宅後ネットで調べたらかくも著名な木村氏を知らず勉強不足でした。「地域活性化とファシリティマネジメント」規模は小さいが地域活動に参加している私としては、地域の活性化の必要性は個人的にも特に感じている。それにFmerの知識をどの様に役立てられるのか興味があり、ヘルスケアFM研究部会の発表講演とどちらにしようか悩みましたが、結果的に正しい選択でした。 話し方、内容、どんどん入ってきました。さすがスーパー ![]() ![]() ![]() 地域の活性化には継続性のある先を見据えた、戦略的なシステムデザインが必要であり、それをマネジメントする能力が欠かせないとのこと。FMの教科書でいうところの経営戦略とFM戦略の項である。 経営戦略(地域戦略)とは「経営理念(地域理念)に従って目標を設定し、企業(地域)の保有資源と環境要因を見極めながら、持続的競争優位を維持・獲得してゆくこと」であり、将来あるべき姿を打ち出すことである。 そして、教科書では経営戦略なくして経営管理を行うことは、知識のみでの無謀な航海にでるようなものであり、その航海は後悔につながる、となるのである。 部分最適をつなぐことにより、全体最適化を果たす。 可視化・知る化。 情報共有。 人材教育。 経営資源としての施設とその環境を総合的に企画・管理・活用するファシリティマネジメントは、企業も地域も組織も一緒なんだなと勉強になりました。 そして、最後は昨日の放送にありますようにFM財務評価手法研究部会の発表講演に参加しました。 毎年一度のJFMA FORUMですが、参加するとFmerとして初心に帰ったような新鮮な気持ちになります。せっかく赤くなった我が心のFmer炎が日々の業務により消されることの無い様、燃やし続けていきたいと思います。 ![]()
|
こんばんは、FM放送局唯一のパーソナリティ
ファシリティマネジャーの藤原雅仁です。 今回の放送は久しぶりのFM概論からになります。 経営資源としての施設とその環境を 総合的に 企画・管理・活用するための、FMの考え方、FMのねらいを実現するためには3つのレベルをもった管理手段が必要となる。 その3つのレベルとは(教科書から) ①経営レベルのFM・・・全ファシリティの最適なあり方を求める戦略あるいは計画の立案 ②管理レベルのFM・・・計画に基づいたプロジェクトの実施、運営維持および評価を通じて ファシリティの効率化、改善を図るなどの管理 ③日常業務レベルのFM・・・日常のファシリティの運営・維持の業務 経営 これらの業務を行うチームは組織内以外にもアウトソーシング、コンサルティングなど、FMを推進する外部の人たちが増加する傾向にあり、多様な構成をマネジメントすることがFmerの課題となる。 ![]() |
こんばんは、FM放送局唯一のパーソナリティ
ファシリティマネジャーの藤原雅仁です。 本日の放送は題して「お得な情報」 それは何かと申しますと、JFMAメールマガジンについてです。 このメールマガジンは配信登録するだけでほぼ毎月送られてきます、もちろん無料です! 内容はというと ・各種セミナー ・「ファシリティマネジャー育成講座」通信教育 ・第4回 日本ファシリティマネジメント大会 (2010/02/09、02/10開催) テーマ:「経営転換期に求められるFM戦略」 ・認定ファシリティマネジャー資格試験 ・省庁からのお知らせ ・イベント情報 などなどのお知らせが盛り沢山 今日配信された2009年12月15日号の中には 【受付中】公共特別会員の入会申込を開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 公共特別会員(地方公共団体、独立行政法人、国公立大学・病院等、公的機関)は入会金、年会費とも無料です。 いかがですか? この情報は公共施設を管理し有効活用を考える立場の方には、たいへん有益な情報だと思います、ぜひこの機会に上のリンクから該当ページをご覧いただき申し込みされてはいかがですか。 なにはともあれ FMへの第一歩として、JFMAメールマガジンを配信してもらうことをおススメいたします。 ![]() |
こんばんは、FM放送局唯一のパーソナリティ
ファシリティマネジャーの藤原雅仁です。 今回の放送は、尻切れトンボみたいになってしまった前回分の続きになります。 (昨日は高校のクラス会がありまして、それに出かける前のひと時にブログ書いていたので中途半端に終わらせてしまいました。ここ十年くらい毎年恒例となっており、メンバーはだいたい固定なのですがやたら盛り上がります) さて、それでは本題にはいりたいと思いますが、その前に 有資格者もそうですがFMerは少ない と、最後にきっぱりと言い切っておりますが、やはりあせっていたのでしょうね。この表現は”決して多いとは言えない”とやんわりと訂正させていただきます。 FMが担う役割はとても広いです。ファシリティを有効活用し全体最適を目差すことにより経営に貢献し、その目標は 財務 品質 供給 の3つである。 下図参照 ![]() ![]() |
こんにちは、FM放送局唯一のパーソナリティ
ファシリティマネジャーの藤原雅仁です。 さて、本日の放送は前回までの流れを受けまして「ファシリティマネジャーの職務」について放送したいと思います。 前回の放送において、FMの必要性をざっくりと記させていただきました、そしてそのFMを主導的立場で実行していくのが我等がFMerです。しかし、現在の企業、団体組織内にFM部門が存在しFMerが活躍している組織はいったいどれくらいあるのでしょうか? 現在JFMAが発表している資格者データとして、資格試験合格後に資格登録を済ませている人数は2008年度までの累計で6,419人。2009年度試験最終受験者1,272人、うち合格者数510人(合格率40.1%)だそうです。もちろん有資格者ではなくFMerとして第一線で活躍されている方もいらっしゃいます。FMerとしてではないのだけれども(本人の自覚が有る無しに関わらず)、ファシリティマネージメントの職務をこなしている方もいらっしゃいます。 しかし 有資格者もそうですがFMerは少ない と、きっぱりと言えます! ![]() |
こんにちは、FM放送局唯一のパーソナリティ
ファシリティマネジャーの藤原雅仁です。 今回の放送も前回放送同様いかにも教科書的なお題です。 したがって教科書からの引用をさせていただきます。 今日の経営では FMが重要性をもつ理由は、この4つの経営課題に対して いかがでしょうか? 経営という船が浮かぶ大海原は日々刻々と変化しており、巧みな操船に無くてはならない羅針盤としてのFMの必要性が、ざっくりとですが良く判る文章だと思いお伝えしました。 ![]() |
こんばんは、FM放送局唯一のパーソナリティ FMは経営戦略における機能戦略の一翼を担っており 経営戦略とFM戦略がリンクし 例えば、経営資源としての施設資産の有効活用や売却、流動化が財務上で経営に貢献するようになり、これを具体的に実行するのがFMである。 また、FMは組織を活性化させ、知的生産性の向上、公共施設においては利用者の満足度の向上に貢献する役割を果たしている。 そして、FMは社会環境にも貢献する。施設はそれを取り巻く社会との調和を図ることにより、さまざまな環境を生み出す。それは施設をとおして新しい文化を生み出したり、地域活性の役割を担うこともある。また、省エネルギーや廃棄物対策等によって社会に貢献するというのも重要な視点である。 ![]() |
こんばんは、FM放送局唯一のパーソナリティ
ファシリティマネジャーの藤原雅仁です。 今回の放送はFMにおけるライフサイクルについてです。 それに、続く言葉がいくつかあります、アセスメント・コスト・マネジメント等です。 ライフサイクルアセスメント(LCA) 原材料の採取から製造、流通、使用、廃棄に至るまでの、製品やサービスが地球環境に与える影響を評価することである。 ライフサイクルコスト(LCC) FMの世界で一般的には建物の設計・建設費などの初期投資、施設の運用開始からかかるファシリティコスト、改修のための投資や解体処分までの建物の一生に必要な費用をいう。 ライフサイクルマネジメント(LCM) ファシリティの企画段階から、設計・建設、運営そして最終の解体処分までの、ファシリティの生涯に着目して計画、管理を行う考え方。 ちなみに(LCCO2)というのもありまして、これはそのままライフサイクル二酸化炭素ですね。 少し前に取上げたカーボンフットプリントがこれで、LCCO2の簡易見える化といえます。 建物におけるLCCO2は、運用過程が約70%を占めており、残りの30%が資材生産過程や保守・更新過程での排出量となっている。 つまり、運用過程での省エネに努め建物の長寿命化を目指すことが、ファシリティマネジャーの使命であるといえる。 ![]()
|
こんばんは、FM放送局唯一のパーソナリティ
ファシリティマネジャーの藤原雅仁です。 今回の放送はFM業務サイクルの中心に位置する統括マネジメントについてです。それでは、既に過去何回か出現している、FM業務サイクル図を出現させましょう。 ![]() FMは、経営の視点からすべてのファシリティを統括して、戦略・計画、プロジェクト管理、運営維持そして評価の業務を行うものである。 このために、一元的に管理し、円滑に遂行させるための「仕組み」「しかけ」をつくる業務が 統括マネジメント である。 FMを成功させるために、共通する3つの要因 ①すべてのファシリティを統括する体制・組織ができていること ②必要なデータ(施設に関するもの、とくにFM財務に関するもの)が 随時利用できる体制があること ③効率的にFMを推進するための標準・規定があること ※以上教科書引用 すなわち、全ファシリティ、組織と部門に横串を刺すということである。横串を刺すということは情報の共有化につながり、それぞれバラバラのフォーマットで保存されている情報に対しては互換性を持たせなければならない。統括マネジメントは横串をどの様に刺すか、どうやって刺せば上手く刺さるか最適な共有化ができるかの「仕組み」「しかけ」つくりということである。 以前放送の「FMの進展段階」の回で取上げた、地方公共団体におけるグリーン購入の取組み具合を改めて見直していただくと、統括マネジメントが機能していないということがお分かりいただけるだろう。 ![]() |
こんにちは、FM放送局唯一のパーソナリティ
ファシリティマネジャーの藤原雅仁です。 昨日は10年に一度と言われた台風18号が列島縦断しました、被害に会われた地域の方々お見舞い申し上げます。 台風は自然災害ですが、それによる被害を大きくするも食い止めるのも人的努力によるものと思います。 災害・事故リスクなどのさまざまなリスクが現実となった場合を想定し、対策を事前に検討し、被害を最小化し経営を継続させる リスクマネジメント はFMの領域である。 ファシリティマネジャーは、常に適切なリスクマネジメントを心がけるべきであり、災害・事故の発生後に必要となる対応策を講じるクライシスマネジメントについても、的確に策定しておき備えておくことが必要である。 以下に、教科書から「リスクマネジメントのサイクル」を引用するので、参考にしていただきたい。 ![]() 鍵を持っている人が会社に来れなくなり、他の人が締め出されることの無いように、リスクマネジメントは細部まで気を使い計画しましょう。 ![]() |
こんばんは、FM放送局唯一のパーソナリティ
ファシリティマネジャーの藤原雅仁です。 下図はFMの標準業務サイクルです。 PDCAのサイクルを回すのと同様です。 ![]() FMのサイクルでは統括マネジメントを中心に、4つの業務ユニットが回っています。今回は、標準業務サイクルをふまえたうえで現状調査と評価についての放送になります。 簡単に申しまして、戦略に基づいたプロジェクト、計画を遂行するためには現状調査を行い評価をすることが欠かせません。たとえばワークプレイスのリニューアルでしたら、現状の什器備品を調べて現状図作成が必要です。長い間に思いがけずに物が増えているなんてことはよくあることです、現状図を元にスペースや物の無駄を評価するのです。そして、リニューアル後に再利用するための什器備品の評価も大切です。 私もリニューアル案件の場合、お客様の現状施設内の調査をさせていただくことがよくあります。場当たり的に物が増えてきたんだなと、思われるオフィスが多いです。新旧シリーズの混在や規格も旧JISと新JISが入り混じってがたがたになっていることもよくあります。ワーカーにとって働きやすく、モチベーションが上がる空間だとは決して言えないです。だから、リニューアルされるのですよね… ![]() |
こんにちは、FM放送局唯一のパーソナリティ
ファシリティマネジャーの藤原雅仁です。 ファシリティマネージメント(FM)は、企業・団体などが組織活動のために施設とその環境を総合的に企画・管理・活用する経営活動です。その大きな目的としては、 ①経営資源としてのファシリティの有効活用 ②ファシリティの戦略・計画からのプロジェクト管理 運営維持・その評価による戦略 計画へのフィードバックというFM業務の効率的な運用 ③ファシリティ利用者及び顧客の満足度のアップ 知的 生産性 の向上 の3つが挙げられます。 (教科書から引用) ![]() |
| ホーム |
|